自己紹介
はじめまして。
当ブログ「おうちで漢方ラボ」をご覧いただき、ありがとうございます。
私は、30代・2児の母であり、臨床検査技師として病院勤務をしていた経歴があります。日々多くの患者さんの血液や検査データと向き合う中で、「病気になってからの治療」ではなく、日々の暮らしの中で体を整えることの大切さを強く感じるようになりました。
しかし、病院という組織の中ではなかなか自分らしく働くことができず、思い切って退職。昔からの夢だった「薬剤師」にはなれなかったけれど、少しでもその道に近づきたくて、登録販売師と薬膳マイスターの資格を取得しました。
1 臨床検査技師とは

臨床検査技師は、病院や検査機関で血液、尿、組織などの検体検査や生理機能検査を行い、医師の診断や治療をサポートする国家資格です。医療現場での正確な検査結果の提供が求められます。
2 薬膳マイスターとは

薬膳マイスターは、中医学の理論に基づき、食材や生薬の効能を活かした食事法を提案する民間資格です。健康維持や体質改善を目的とした薬膳料理の知識を有し、食を通じた健康支援が可能です。
臨床検査技師としての医学的知識と、薬膳マイスターとしての食養生の知識を組み合わせることで、以下のようなメリットがあります
3 検査データを活かした薬膳の3ステップ
ステップ1:測る
体の状態を検査データで把握
血液検査や栄養関連のデータから、たんぱく質やビタミン、ミネラルの充足状態
など基礎的な栄養素を確認。
例:鉄分不足/肝機能/ビタミンD など
ステップ2:整える
薬膳的視点で調整
気・血・水の状態(東洋医学)にもとづき、「冷えがある → 温める食材を」
「消化力が弱い→ 消化を助ける食材を」など、目的に応じた薬膳を設計。
例:冷え → しょうが・黒豆
血虚 → なつめ・鶏肉
ステップ3:リバランス
定期的に検査を行い、体調の改善や栄養バランスの変化をチェックし、
薬膳を微調整。
4 なぜこの融合が大切?
ポイント | 意義 |
---|---|
科学的根拠 | 数値で変化を示せるから信頼度UP |
オーダーメイド | 体質+データで“わたし仕様”の食事設計 |
医療連携 | 薬剤師との連携が可能 |
東洋医学 × 西洋医学 × 栄養学――
それぞれの“いいとこ取り”が、生活習慣病予防や QOL 向上に役立つと評価されて
います。
5 このブログで得られること
- 家にある食材でできる かんたん薬膳レシピ
- 検査項目の読み方と 体質チェック
- 子育て・仕事・自分時間が忙しい人でも続く ゆる養生術
6 メッセージ
私自身、子育てと体調管理に悩みながら試行錯誤してきました。
だからこそ 「むずかしくない、でも根拠はある」 方法を伝えたいと思っています。
あなたとご家族の毎日が、少しでもラクに、軽やかになりますように──。
どうぞよろしくお願いいたします。