レシピ

夏バテ予防は薬膳におまかせ!~冷たいもので疲れた体に、やさしい食養生~

kensa-yakuzen

こんな不調、出ていませんか?

  • 食欲がわかない
  • 寝ても疲れがとれない
  • 頭がぼんやりして集中できない
  • 冷房でお腹・足先が冷える
  • 冷たい飲み物やアイスが手放せない

これは 夏バテ のサイン。東洋医学では “暑邪” と “湿邪” が 気(エネルギー) & 水分バランス を乱すと考えられます。


なぜ夏バテが起こるの?

原因体への影響
大量の発汗気と水分が消耗 → だるさ・めまい
冷たい飲食物のとり過ぎ胃腸が冷えて消化力ダウン
エアコンの冷え血流・代謝が停滞 → むくみ

= 体の内側が“慢性疲労”状態


夏バテを防ぐ薬膳食材ベスト5

食材働き取り入れ方
なつめ胃腸を補い疲労回復スープ・お茶に数粒
とうもろこしのひげ利尿・むくみ改善市販ひげ茶で簡単
トマト清熱・潤い補給加熱でも栄養◎
しそ気を巡らせストレス緩和ごはんや薬味に
鶏むね肉補気・高たんぱく蒸し物・スープに

朝昼夜で変える!夏バテ予防の食べ方

☀ 朝:めぐり促進

  • 白湯+黒ごま小さじ1
  • 食欲ゼロなら温かいスープ・お粥で

🍴 昼:冷やしすぎ注意

  • きゅうり・トマト・とうもろこしで熱を冷ます
  • 温かい汁物を添えて胃腸ガード

🌙 夜:脾を整えて回復

  • なつめ・さつまいも・鶏むね肉で補気
  • よく噛んで負担を軽減

🌿 夏バテ予防!かんたん薬膳レシピ3選

1|とうもろこしヒゲ茶の“冷やし白湯”【利水+清熱】

材料(1人分)分量
ひげ茶TB1袋
白湯300 ml
  1. 白湯(約80 ℃)にTBを3分浸す
  2. 常温でそのまま飲む

胃腸にやさしく“むくみケア”


2|しそ×トマトの薬味冷奴【理気+清熱】

材料(2人分)分量
絹豆腐1丁
トマト角切り1/2個
しそ千切り5枚
ポン酢大1
ごま油少々
  1. トマト+しそ+ポン酢を和える
  2. 豆腐にのせ、ごま油を回しかける

3|4素材の夏バテ撃退スープ【補気+利水】

食材分量効能
トマト角切り中1個清熱・潤い
鶏むね肉そぎ100 g補気
しょうが千切り1片発汗・巡り
はとむぎゆで大3利水
  1. 水400 ml+しょうがを中火 → 沸騰
  2. 鶏肉を入れアク除去(2分)
  3. トマト&はとむぎ → 弱火3分
  4. 塩こしょうで調整

アレンジ:冷製化/コーン代用/仕上げレモン汁


薬膳は「自分をいたわる習慣」

  • 白湯を飲む
  • 陳皮入りのお茶を楽しむ
  • なつめをおやつに…

小さな選択が、夏をラクに過ごす第一歩です。


おわりに

今年の夏は薬膳で未病を防ぎ、疲れをため込まない体へ。
暑さにも冷えにも負けない“夏バテ知らず” で季節を楽しみましょう!

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検査技師の薬膳マイスター ともか
検査技師の薬膳マイスター ともか
臨床検査技師・薬膳マイスター
臨床検査技師としての経験を活かし、体のデータや体質から不調の原因を読み解き、日常に取り入れやすい薬膳や漢方の知識をお届けしています。 忙しい女性や体調に悩む方に、「おうちでできるやさしい養生」のヒントを発信中。
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